2024年3月20日。春分の日。本当に季節の変わり目で、朝バイトに出た時は快晴で暖かかったのに、昼過ぎには雨が降り、風が強まり、夜帰る時には強風と冷気で北海道くらい寒かった。1日外にいるときの格好には注意しなければならない。
昨日は人形町で通し番だった。しかし中日の祝日は人出が少なく、しかも夜は風がすごかったため、大分暇だった。昨日一昨日と一人でホールを回しているのだが、一昨日は満席になり、過去類をみないほど奔走した。今までとは違い自分で全て考えて動かねばならず、シェフの倅でキッチンにいる子にもうまく指示しなければならず、ほとんど店長である。しかし自分の店みたいで責任感は増えるしやる気は出る。
早上がりで翌日も何もなかったので、悠人とめいちゃんを誘って飲もうかなと思った。しかし寒いし飲むには遅い時間だったから、二人とも断った。そりゃそうだ、おれでも断ると思い、神田まで歩いた。志ん生さんの風呂敷を聴きながらビル風に耐えなんとか歩いた。極寒である。三鷹につき、今度はフランス語の哲学ポッドキャストを聴いて復唱しながら家まで歩く。そうでもしないと、この13分は寒過ぎて耐えれそうになかった。全く最近は、よく歩く。しかしおれにとってこの徒歩の時間が音楽を聴く時間、落語を聴く時間、フランス語で哲学を学ぶ時間にもなっているので、歩くことが全然苦じゃなく、むしろ楽しい時間、学びの時間になっているわけである。
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