咲き始めているやつは咲き始めている

2024年4月1日。昨日は昼にアボカドトマトとタマネギのサラダを作り、ヒレ肉を焼いてランチ定食を作った。2人とも喜んでいた。家賃を払っていない代わりに作れる時はおれがみんなのご飯を作りたい。2人ともいつも美味いうまいと食ってくれるし、こっちも嬉しくなっちゃう。

最高な天気だったのでお気に入りのシャツを羽織って出かけた。もう半袖一枚の人も多いくらい暖かかった。夜は渋谷でバイト。予約は少なかったのに結局個室まで使うくらいに繁盛した。だから油断しないことだ。暇だと思って気を抜いていると結局こうやって忙しくなるから。油断しているやつを見逃してくれないのがこの世の法らしい。しかし客は早めに引いたため、9時にはなべ君と早上がりできた。一昨日おれが明日夜桜でも観に行こうぜとなべ君を誘った時にたまたま児玉さんがそれを聞いて、花見行くんでしょと計らって2人同時に上げてくれた。まったく優しい人である。コンビニでビールを買って飲み歩き、やまなしという松濤の居酒屋に入った。そこで魚やモツ煮をつまみに鶴齢を2合飲み、店を出て代々木まで歩いた。木によっては三分の一くらい咲いているのがあって、その下で何組かシートを引いてお花見していた。おれたちも少し咲いている桜の木の下のベンチを見つけて腰を下ろし、缶を飲みながらたばこを吸った。音楽もかけて、ほとんど何も喋らず2人して桜を見上げていた。あの人は自分から話すタイプではないけれど、最高だなとかはよくいうから楽しいんだろう。そして彼は意外と人のことをよく見ていて、「あ、あれさっきの四人組じゃん」と一度見かけたグループをしっかり覚えていた。おれは全然気づかなくておれにしては珍しいと思った。いつもは人の顔を覚えるのは得意で、名前は全然覚えられないから。

帰ってくると拓也が部屋で飲んでいたので、この前買ったフラミンゴといういも焼酎を一杯煽り、そのまま速攻で眠った。

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