2024年4月6日。
昨晩バイトから帰ってきて茶色い痰が出た。とくに気にせずに酒を飲みながらアンナ・カレーニナの映画を見た。2時に就寝。朝、十時だと思って起きると8時で、何かおかしい感じがした。また同じ痰が出た。流石に少し不安がよぎる。三日前くらいから右のこめかみが痛く、口を大きく開けられない。今朝も試しに口を開けようとすると、ぷつんとなにか切れたような感じがして、左の視界に茶色い線が突然現れた。すると頭から血の気が引いて貧血のような症状がおきて、横にならずにいられなかった。九時半までもう一度ベットに戻り寝ようとしたが、寝れなかった。しかしぼーっとしてる間にあっという間に1時間半たち、バイトがあるため起きた。だがまた貧血状態に近い感じが襲う。一度腰を下ろし、口があかないのでヨーグルトとコーンスープだけ飲み、バイトに出た。
今は向かいの電車の中でこれを書いている。
命短し、恋せよ乙女。
昼のバイトはなんとかやりきった。夜は人がいるみたいだから、状況を説明して休ませてもらった。賄いはあまり噛まなくてもいいやつがいいですとお願いすると、芝田さんがカレー風味のリゾットを作ってくれた。チーズが乗っていて、美味かった。こめかみが痛んで口が開かない症状は顎関節症と出たので、それを扱っている歯医者を調べ、水天宮前からも近い新橋にある歯医者に電話で予約を入れた。
診断はやはり顎関節症だそう。すぐ効くような治療法はないから運動療法で徐々に治していくしかないそう。茶色い痰と茶色い線のことも聞いたが、特に答えは出なかった。また続くようなら内科にみてもらった方が良いかもねということだった。ついでに虫歯検診をしてもらうと、なんと重度ではないが四箇所も虫歯があって詰めなくてはいけないと言われた。とりあえず治療はせず、セカンドオピニオンを三鷹の歯医者に行って求めて、その後にしようと決めた。
朝はほんとに脳の血管が切れた気がして、死ぬかもしれないとさえ思った。一体アミンは、どうやって死んだんだろう。今は少しの頭痛と口を開けられないこと以外は問題ないから、とりあえず安心している。生きていること、健康であること、これ以上何も求めまいと再確認させられる朝の出来事だった。これは昨日思ったことだが、これからは本質的なこと以外は日々の生活から削ぎ落としていこうと思った。例えば、YOUTUBEやインスタの動画を見て時間を食うことは、本質的ではない。なぜなら、昔はない時間の消費の仕方だから。本質的なことは、大抵昔からある時間の使い方、楽しみ方である。読書や映画鑑賞やラジオなんかは昔からあったと言えよう。散歩や人との会話なんかもそう。そういう昔からある本質的なことだけを見極めて、それだけをやっていく。あとのことは取るに足らない現代の時間消費のための娯楽であるから、そういうことはなるべく削ぎおとしていこうと思った。真実だけを抱き締めてたい。
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