2024年4月8日。ついに長い春休みが終わり、まだ学生の自分に驚く。春の三田キャンパスは初めてだったが、人で溢れかえっていた。春の新学期はなんだが初々しい気持ちになる。同学年の友達の多くは就職して、いわゆる社会人になった。おれはいわゆる社会人には一生ならないようにしたい。就活はしないと決めた。旅に出るのが楽しみで、イメージは膨らむばかりだ。おれにとって卒業は旅の出発の合図となる。それまでの最後の1年間、学生ライフを謳歌したい。映画館にいっぱい行って、新しい友達なんかも作ったりして。
昨日はサンカさんと小金井公園にお花見に行った。ビール一缶と赤ワインのボトルを開けた。つまみにはチーズと生ハム、柿ピーとチョコレートを食べた。満開で晴れていて、気温も20度越え。花見客の数はすごかったけれど、代々木なんかと比べればずっと居心地はいいのではと思う。家族づれも多い。桜の下でワインを飲みながら、色んな話をした。お互いの近況報告と最近の旅の話、これからの話、パーフェクトデイズの話。楽しくて落ち着いていて、ちょっと変わっている。さすがアミンのおまんだなと思う。今度はパーフェクトデイズ巡礼でもしようと約束を交わし、お別れした。結局6時間くらい一緒にいた。あっという間に過ぎたから、すごい濃くて楽しい時間だった。
今日は地元の竹の子歯医者に行き、顎関節症を軽減するためにレーザーを当ててもらった。すると大分口が痛みなく開くようになった。信頼のおける歯医者さんで、気長に通って気長に治ってくれればいいやと思えた。「あんまり先のことは分からないから何も言えないよ。とりあえず今できることをやろう。」というふうに言ってくれて、この人は歯医者であるだけでなく物事の本質を捉えることのできる人なんだと感じた。こういう人の言うことは現実的だけど悲観的でなく、説得力を持っている。
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