色々と予定通りに行かなかった土日

2024年4月15日。この土日を振り返る。土曜日は昼に豚キムチを作って三人で食べた。仕上げに白胡麻をぱらっと振りかけた。分厚く切ったネギが甘くて、味付けもバッチリだった。直美も拓也も美味しそうに食べていた。午後は本を読んで筋トレをした。そして夜は直美がアジフライを作ってくれたので、それを食べた。肉厚の三枚おろしのアジで、絶品だった。その後よしくんに電話した。大学一年生になったばかりで、やりたいことがたくさんあるけど全部やれるから不安みたいだった。とりあえず全部やって、そこからつまらないものを捨てていく方針を進めた。やらないうちは悩むことしか出来ず何も分からない。考えることはある程度やりながらでしか意味がないから。偉そうにアドバイスできるほどそれを実践できていない自分だけれど。

その後は吉祥寺に「瞳を閉じて」を観に行った。電話が長引き、ぎりぎりにオデオンに着くと受付でやっていないと言われて急いでアップリンクまで走った。なぜかオデオンだと思い込んでいた。最前列残り3席しか余っていなかったがチケットを購入し、水も買わずにスクリーンに入った。小さな映画館だからか映画宣伝の時間で間に合うと思っていたのが既に始まっていた。ドタバタして喉も乾いて首も痛いと言う、最悪のコンディション。これからはなるべく早く行って良い席をとり、飲み物買ってリラックスして観なければダメだと心に誓った。しかし映画はなんだか良かった。なんで良かったのかと言われると説明が’難しい感じですごく良かった。その余韻に浸っていれば良かったものを、慶應のスイス人の友達に誘われて、渋谷に遊びに行った。するとスイス人2人以外はダサい日本人しかおらず、そいつらとクラブに行ってなるべく別行動していたけれど、自分でも何かいい出会いがあるわけでもなく、退屈になって3時前にはクラブから出た。ダイチャリもなかったのでとりあえず歩くことにして、結局音楽を聴きながらどこまでも歩いた。途中で母校も通り過ぎて思い出に浸ったりもした。最後は1時間半くらい歩いて明大前まできた。腹が減っていたのでそこの吉野家で牛丼を食べ、始発で帰った。電車の中で寝てしまって、吉祥寺から折り返していることに気がついた。急いで飛び降り、次は吉祥寺まで寝ずに目を瞑っていた。気持ちのいい朝日を浴びながら自転車で帰った。全く、こんなことなら映画を観た後いっぱい一人で飲んで帰れば良かったと後悔しながら、しかし行ってみなければ楽しいか分からなかったことを考えると、確かめるためにいけて良かった。もう彼らとは遊ぶことはないだろう。

そのまま3時間半寝て、人形町で通しでバイトをした。忙し過ぎず暇すぎず、睡眠不足にはちょうど良かった。帰ってくるとホームレスのおじさんがエントランスの前の草むらに埋もれていた。大丈夫かと声をかけたが何かぶつぶつ言っていて何も分からなかったから、放っておいた。12時に寝て、今朝は10時に起きた。10時間寝てもまだ疲れが取れていない感じがする。とても優雅な土日とは言えなかったが、まあこんな土日もあるということで次に活かそうと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました